授業
筑波大附属中学校の理科では、なるべく本物・実物を使って「探究活動」を進めていきます。実験や観察を数多く行うことはもちろんのこと、生活の中で使われているもの、社会で利用されているものなどを意識的に取り入れ、実際に自分の手や目で、つまり五感を使った学習を普段の授業から行います。実物を自分の目で確かめ、自分の頭で考えることによって、「好奇心」や「探究心」は芽生えてきます。 分からないことが分かる、学習したことがつながる、自分の考えが相手に分かってもらえる、予想した通りの結果になった、こういった経験を数多く積んだ生徒は、自ら意欲的に学習を進めていくものです。私たち理科教員は、生徒のもっている豊かな感性を引き出し、「科学の芽」を育てることを目標に、毎日の授業内容や教材、指導法の研究に取り組んでいます。生徒にとって「魅力ある授業」が、「科学の花」にも「科学の実」にもなるはずです。