富浦生活(1年)を行いました

 

1年生が、千葉県南房総市富浦町で、前期は7月19日から23日まで、後期は23日から27日まで4泊5日の海浜生活を行いました。115年目になる富浦生活です。

富浦生活では、筑波大学附属中学校富浦寮に宿泊しながら、昼間は附属中学・高等学校OBの先輩から水府流太田派の泳ぎを習い、夕方からは各自の学習や最後の夜のレクレーションに向けた準備を行います。一番大きな行事は4日目に行われる遠泳ですが、生徒はこの4泊5日の中で様々なことを学びます。「新入生は、富浦生活を経て真の附属生になる」と言われる所以です。ここでは最終日に生徒が書いた作文の一部を紹介します。

 

○私の中で大きな壁となったのは、水泳です。私は、赤帽でいる時間が長かったです。先輩方にはマンツーマンで本当に丁寧に指導してもらいました。感謝してもし尽くせません。その中でも一番うれしかったのは、白帽に上がった時です。私よりも友達が本当に喜んでくれて、たくさんの人がおめでとうと言ってくれました。改めて、がんばってよかったと思いました。

○富浦には僕の大好きな生き物もたくさんいて、特に蝶(アゲハチョウ類)は、毎日のように寮内を飛んでいました。美しい水色と黒のアオスジアゲハや、日本最大の蝶の一つであるモンキアゲハなども見ることができました。

○練習の途中で疲れてくると「私だけ遠泳できないかも…」と思えてきた。一回そう思うと本当にできなくなってくるような気がした。遠泳の前の日、体調が悪くて、友達と看護師さんと保健室で晩ご飯を食べている時、看護師さんが私たちに言ってくれた。「誰でも一人で遠泳しろって言われたらできないけれど、皆が周りにいるから遠泳できるんだよ。」その言葉が私の背中を押してくれた。「皆がいる」と呪文のように唱えながら海に入った。

○いよいよ本番の遠泳の日。私は初めの監督の言葉に驚いた。監督は、「これから、四日目午前の練習を始めます。」と言った。私は、これから遠泳の本番を始めるのだと思っていたが、監督は「練習」と言った。私は、「なぜ監督は練習と言ったのだろう?」と考えていた。そして、私はこう思った。「練習というのは人生の練習という意味なのではないのか」と。

○帰りたくない。一日目はあんなにも帰りたいと思っていたのに、帰りたくない。四泊五日共に過ごしてきた仲間たちと離れることがこんなにも悲しいことだとは思わなかった。

○どんな時でも協力は必要で、一つ一つの行動は全て「次」につながっている。いつでも先を見て、周りを見て行動するのは、自分で経験してわかったようにとても難しいことだ。でもそんな時、よくわかることがある。「仲間の大切さ」。これからもずっと仲間を大切にし、協力し合っていきたい。富浦生活自体はこれで終わりだが、ここからが始まりだ。すべてはつながっている。このことをかみしめながら、富浦生活での経験を次へ次へと活かしていきたい。

 

 

 

 

 

  

 

 

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