ソウル・ハナ高校主催の第10回国際学術シンポジウムに参加しました

7月22日から26日までの5日間、本校生徒3人(小笠原崇文さん、テブス恵さん、森  薫子さん)が韓国・ソウルにあるハナ高校を訪れ、第10回国際シンポジウムに参加しました。このシンポジウムは毎年ハナ高校が主催しているもので、今年度はハナ高校の学生約200人とアジア数カ国(日本、中国、香港、タイ)そして今年度からブルガリアからの高校生が加わって、計91人が参加しました。

プログラムのメインイベントは3人1チームで行うプレゼンテーションです。参加者は、今年度の共通テーマ(“The Ethical Use of Artificial Intelligence”)に関する研究論文を提出し、その内容を英語で発表しました。プレゼンテーション後は、パネリストや聴衆からの質問にもすべて英語で答え、議論を深めました。

本校チームの小笠原さん、テブスさん、森さんは、“Is it ethical to apply AI Scoring system into education and employment field?”というタイトルで、AIスコアリングがもたらす危険性を整理したうえで解決策を提示するプレゼンテーションを行いました。

プレゼンテーションのほかにも、ミニ・オリンピックやソウル探検、各国の文化的パフォーマンス等のイベントを通じて、参加した他国の高校生と親睦を深めました。また、5日間のうち4日間はハナ高校の学生寮に滞在し、最後の1日はハナ高校生のお宅でホームステイをしました。英語での国際交流に加え、韓国の文化に実際に触れる、という貴重な経験をすることができ、多くの刺激を受けた5日間でした。