2021年度 2学年(131回生)修学旅行報告

2021年11月15日(月)~11月19日(金)の日程で、第2学年の修学旅行を実施しました。
新型コロナウィルス感染症と軽石漂着の影響で実施が危ぶまれましたが、計画通り那覇2泊、伊平屋島2泊の日程で修学旅行に行くことができました。
行程の概容は以下のとおりです。

1日目 クラスごとに平和学習(沖縄県平和記念資料館、ひめゆり平和祈念資料館、轟豪など)
2日目 伊平屋島に移動して海洋実習①(海辺での活動)、民泊体験
3日目 海洋実習②(スノーケリング)、島の皆さんとの交流会、民泊体験
4日目 沖縄本島に移動、美ら海水族館見学、班別自主研修、ナイトプログラム
5日目 班別自主研修後に那覇空港集合

1日目は朝羽田空港に集合、那覇に移動してクラスごとに平和学習を行いました。
沖縄南部の戦跡を訪問して、戦争によってもたらされる惨禍について学び、平和の尊さや生命の尊厳について考えました。

ひめゆり平和祈念資料館にて

ガマ追体験

2日目は伊平屋島に移動し、島の皆さんのあたたかい歓迎を受けました。
午後はクラスごとに海辺でバレーボールやビーチフラッグを楽しみました。
島では45件の民泊先に分かれ、それぞれの家で民家さんに貴重な体験をさせていただきました。

港で伊平屋島の皆さんと対面

ビーチバレーボール

3日目は60人ごとに4つのグループに分かれ、スノーケリングを行いました。
生徒たちはこの日のために、8月から学校のプールでスノーケリングの練習を重ねてきました。
一面に広がるサンゴの海の美しさに生徒たちは息をのみ、時間を忘れてスノーケリングを楽しみました。
夜は島の体育館で民家さんとの交流会を行い、修学旅行委員企画のイベントを皆で楽しみました。

スノーケリング

スノーケリング

島の皆さんとの交流会

修学旅行委員のダンス企画

4日目は、軽石漂着の影響で予定よりも数時間早く島を離れることになりました。
生徒たちは三日間お世話になった民家さんたちと別れがたく、前泊港が見えなくなるまで「ありがとう」と手を振っていました。
本島に戻ってからは美ら海水族館の見学、班別自主研修を行いました。
修学旅行最後の夜には、委員会企画のナイトプログラムを実施し、歌やダンスを楽しみました。

島の皆さんとお別れ

ナイトプログラム ダンス部の発表

5日目は、班別自主研修のあとで那覇空港に集合し、修学旅行を終えました。
生徒たちにとって、一生の思い出となる修学旅行となりました。

おきなわワールド 鍾乳洞にて

シーサー絵付け体験

本校の修学旅行は、伝統的に生徒が主体となって計画・運営をします。
コロナ禍にあって、どこまで生徒主体で進められるのか、学校にとっても大きな挑戦でした。
事前学習に始まり、スノーケリング実習、島の人との交流会やナイトプログラムの企画、感染対策、文集発行に至るまで、生徒たちは長い時間をかけて考え、ひとつひとつ丁寧に課題をクリアしていきました。
2021年の状況で予定通り修学旅行に行けたことは幸運です。
伊平屋島の皆様をはじめ、多くの方々のご支援・ご協力のおかげで、豊かな学びのある修学旅行となりました。心より感謝申し上げます。