11月8日（金）の放課後、有志の生徒対象にＥＵについて学ぶセミナーが開催され、30名の生徒が参加しました。
ＥＵセミナーは、駐日欧州代表部とEUSI（欧州連合を研究する日本の機構）とが共同で行う高校訪問プロジェクトです。
リチャード・ケルナ－氏（駐日欧州代表部）の「An Introduction to the European Union」と林　秀毅氏（EUSI研究員・一橋大学大学院客員教授）の「The Euro Crisis and the EU JAPAN Relations」の2つの講義がパワーポイントを使って行われました。
ケルナ－氏は、ＥＵの歴史や経済的、文化的な結びつきと今後の展望について、また、林氏は、ＥＵの金融危機の原因とそれに対するＥＵ各国の対応について講義されました。講義は英語で行われましたが、参加した生徒は、普段知ることの少ないヨーロッパ連合の成り立ちや、今抱えている金融危機の実態について熱心に耳を傾けました。
講義の後の英語での質疑応答も制限時間の30分では納まらないほど多くの質問の手が挙がりました。セミナー終了後も何人もの生徒が直接両氏に質問に行くなど、ＥＵに対する生徒の関心の高さがうかがえました。