７月１０日（木）、中国大使館において、韓公使・楊報道官と「日中高校生交流」参加者との会談、質疑応答が行われました。韓公使は、日中の戦後の交流の歴史について述べられました。戦中の両国の間での不幸な出来事があったが、国交回復後、今日のように経済的な強い結びつきが生まれ、また自由に往来ができるようになった歴史的経緯について詳しく解説されました。

質疑応答では、本校生徒から、報道を見る限り中国の人々は日本に悪い感情を抱いているように思えるが実際はどうなのか、との質問に、公使、報道官ともに、メディアは一部のことしか伝えていない。一番大切なことは、両国の人たちが、互いを自分の目で見、相手と話し、体験することで、本当のところを理解しあえるものだ、との回答がありました。

１時間弱という限られた時間での会談、質疑応答であったため、残念ながら手を挙げながら質問できない生徒もいましたが、生徒にとって中国の公使、報道官と直接対話できる貴重な時間でした。

韓公使の講義

韓公使と