SGHプログラム 寄田浩平さんの講演会を実施

9月6日(土)、桐陰祭初日の午後、SGHプログラムの一環として、103回卒業生、寄田浩平さんの講演会が行われました。演題は「グローバル社会について~国際的素粒子研究を通して~」。寄田さんは現在、早稲田大学理工学技術総合研究所 准教授で素粒子研究の第一人者。2005年~2008年米国シカゴ大学加速研究所で研究生活を送り、今も素粒子研究でスイスの国際研究機関との間を行き来する生活を送っています。自身の海外での生活体験を踏まえ、素粒子研究の立場からグローバル社会について話していただきました。

グローバル人材とは目指してなるものではなく、結果的にそうなるもの。自分の専門を追求すれば、必然的にグローバルに活動することになる。英語は大切だが、それが目的ではない。専門を生かすために英語が必要になる。まずは自分の好きな勉強に取り組み、その中から専門分野をつくることが大切。以上のような、自身が失敗したエピソードを交えユーモアたっぷりの話に、生徒、一般聴衆者は熱心に耳を傾けました。

講演会の様子

講演会の様子

103回卒業生 寄田浩平さん

103回卒業生 寄田浩平さん