アジア太平洋青少年リーダーズサミット(2015年度)

7月19日から7月28日まで、シンガポールのホワチョン校(Hwa Chong Institution)主催、第9回アジア太平洋青少年リーダーズサミット(Asia-Pacific Young Leaders Summit)が開催されました。アジア太平洋リーダーズサミットは、将来を担う若者達の国際交流・友好関係の構築・国際問題の認識と議論をねらいとして、2006年からホワチョン校が始めた国際的な行事で、本校は第1回から生徒を派遣しています。
今回は、麻布高校の3名と、本校から2年生の赤木拓真君、山元智太郎君、鈴木光さんが参加しました。「知の聖火を引き継ぎ、行くべき道を照らす(Passing the Torch, Blazing the Trail)」をテーマに、4大陸13カ国(英国、フランス、南アフリカ、インド、インドネシア、シンガポール、マレーシア、オーストラリア、フィリピン、中国、韓国、米国、日本)67名が参加。他国の生徒との共同寮生活を通じて、異文化理解を深めるとともに友好関係を築いてきました。
プログラムでは、シンガポールの外務省を始めとする各省庁や大学教育機関、放送局や住宅開発機構等を訪れるとともに、大臣や責任者の話を聞き、シンガポールの対外政策や教育方針、都市開発等について学習します。また、各国の代表者は、自国に関連する国際的課題をテーマに調査・研究を行い、それに基づいて20分程度のプレゼンテーションを行います。日本の代表者に与えられた課題は「Truth and Reconciliation(真実と和解)」。具体的には、戦前・戦中・戦後の適切な歴史認識の下、近隣諸国と共存共栄の道を切り開く方法を提示すること。中国、韓国の代表者を前に、ドイツの戦後処理や南アフリカの人種宥和政策をモデルに、日本の取るべき方策を提案し、聴衆から大きな拍手を受けました。閉会式の文化発表では、「よさこい節」を演じました。3人の参加者それぞれが、すべてのプログラムを乗り越えた充実感や達成感とともに、世界基準を体感し、これからの課題を認識したことでしょう。

1日目 全体記念写真 2日目 発表 日本 
1日目 全体記念写真  2日目 発表 日本
文化紹介 出店の写真 9日目 ソーラン節発表 決まりポース
文化紹介 出店の写真 9日目 ソーラン節発表 決まりポース



2014年度 リーダーズサミット