2018年5月29日(火)、体育館大アリーナにおいて生徒総会が行われました。生徒総会は、本校生徒会である桐陰生徒会の「会員全員の意思決定機関であり、生徒会の最高機関である」と定められている、年に一度の重要な場です。
今年の生徒総会では、委員会の活動計画や昨年度決算、今年度予算の審議が行われました。このほか昨年度の会則改定に関する質疑の時間もとられました。採決の結果、いずれの議題も無事可決されました。
当日の円滑な進行の為に、総会に先立って事前質疑を紙媒体を用いて行いましたが、ここでは予算の使途や生徒会のあり方などに関する、熱意のある鋭い質問が多く見られました。昨年度までの反省を受けて今年は放送機材を変更し、聞き取りやすい環境を整えました。これから生徒対象に実施するアンケートの結果を参考に、今後の生徒総会の新たな形を模索していきます。
この生徒総会で議題は無事承認されましたので、予算を執行できるようになり、また多くの組織で完全に2年生主体の体制に移行し、いよいよ今年度の生徒会活動が本格的に始まることになります。
生徒総会は執行部役員の引き継ぎの場でもあり、5月上旬に行われた選挙で選出された執行部役員に引き継がれ、これまでの執行部役員はこの場で退任しました。新旧会長から挨拶があり、本校の「自由」の校風について考える契機となりました。ちなみに、今年は平成15年度(2003年度)に桐陰生徒会が発足されてから15周年の節目の年であります。自主自律の原則に基づいた本校での生活の根本をなす生徒会の流れが今後も引き継がれ、今から5年後、10年後、さらに遠い将来、さらに生徒に還元されるような活動に進化していることを願っています。