かるた部 第47回全国高等学校選手権大会・東京都予選4位

「かるたの甲子園」と呼ばれる全国高等学校選手権大会の東京都最終予選が6月8日関東第一高校で開催されました。本校かるた部は総合成績で4位となり、次年度シード権を獲得しました。

東京都予選は5月6日に関東第一高校で一次予選がスタートしました。32校が出場して4校総当たりのリーグ戦をおこない、11校が二次予選へ選出されました。筑波大附属高校は学習院女子高等科・大妻多摩・豊多摩高等学校と対戦し、勝ち点3・勝ち数13でリーグ1位となり一次予選を突破しました。続く二次予選は5月25日に関東第一高校で開催され、一次予選を通過した11校に加え、昨年度の成績でシード校に選ばれた4校と選手の登録段位のポイントで一次予選を免除された1校を加えた16校によるトーナメント戦(敗者復活戦を含む)となりました。

競技かるたの団体戦は、5人対5人で一度に対戦し、3人以上勝利したチームの勝ちとなります。終盤に行われる送り札の戦略や攻守の駆け引きは個人戦にはない魅力があり、他の競技と同様に仲間との絆を強く実感することができます。

本校は二次予選の緒戦で第4シードの渋谷教育学園渋谷高等学校に1対4で敗れ敗者復活戦にまわりましたが、続く暁星高等学校に3対2、國學院高等学校に4対1、城北学園に3対2で勝利して最終予選への進出を果たしました。二次予選で優勝した関東第一高等学校が東京都第一代表として高校選手権への出場が決まり、第二代表は最終予選に進出した4校によるリーグ戦で残る1校が選出されます。

6月8日関東第一高校でおこなわれた最終予選、本校は緒戦で都立駒場高等学校に1対4で敗れましたが、第二戦で海城高校に3対2で勝利、最終戦の都立白鷗高等学校に1対4で敗れ、リーグ1位の白鷗高校が東京都第二代表となりました。本校は最終予選リーグ3位、総合順位で4位となり、4年ぶりのシード権獲得を果たしました。

約1ヶ月におよぶ予選を通して、選手たちがお互いに意見を出し合い戦術を確認しながら部活動をおこなってきました。通常練習に加えて朝や昼休みの自主練習、外部との練習試合や個人戦出場にも励んできました。この間多くのOB・OGが応援に駆けつけて後輩を激励してくれました。3年生の多くはこの大会で引退となりますが、後輩たちは先輩たちから多くの成果を受け継ぎ、次年度に向けて新しい体制で活動をスタートしていきます。今後とも応援よろしくお願いいたします。