日中高校生交流で本校生徒が中国北京市を訪問しました（10月9日～17日）

10月9日（日）から17日（月）までの9日間の日程で，本校生徒20名（男子10名，女子10名）が「日中高校生交流」として中国北京市を訪れました。この「日中高校生交流」はイオン１％クラブの援助を受けて行われ，今回で8回目となります。7月に中国北京市から日本へ，10月に日本から中国北京市へという相互交流です。今年度は本校のほかに，千葉市立千葉高校の10名が参加しました。今回の交流では表敬活動，交流活動，歴史文化交流活動を行いました。

表敬活動では，北京市人民政府において本校1年の福家未紗さんが日本代表として挨拶をし，王安順市長より中日友好に向けて激励の言葉を頂きました。中華人民共和国外交部では，テレビ番組のニュースでよく見る海外プレスへの定例記者会見を傍聴しました。対応してくださった耿爽報道官は生徒の質問のひとつひとつに丁寧に答えて下さり，報道官としての苦労話などを伺うことができました。また日本大使館では，日中両国の高校生が山本公使の質問会に参加しました。中国における大使館の役割などを話して下さり，多くの質問にも答えて下さいました。その後の歓迎会では，山本公使をはじめたくさんの来賓の方々から励ましの言葉をいただき，生徒たちは日中友好への思いを強くしたようです。

交流活動では，匯文高校と三里屯第一高校において授業へ参加するなど，生徒同士の交流を行いました。活動期間中はホームステイをして家族と一緒に料理をしたり，北京の街を歩いたりと温かい歓迎を受け，忘れがたい思い出となったようです。また、歴史文化活動として，什刹海体育学校では卓球や太極拳を体験しました。ほかにも，七宝焼の色付けや金属線付けを体験したり，中国の伝統芸能を楽しんだり，故宮，万里の長城，北京企画展覧館など中国の長い歴史を理解できる場所を見学するなど，たくさんの貴重な体験をした9日間でした。

この貴重な経験を通じて，日中の高校生たち若い世代が，両国の関係のこれからをより良いものにしていってくれれば嬉しい限りです。