高校学校長挨拶

【充実した高校生活をとおして総合力を】

本校のホームページへようこそ。

本校の教育モットーは「自主・自律・自由」です。高校生時代は、人の生涯発達の中で重要な時期です。親や教師に守られ,支援を受けながら、社会に出て行く準備を整え、将来の人生の夢や希望、志(こころざし)を、仲間とお互いに語り合うことにより、今を支え合う人間関係を創る、そんな時期です。この人間関係は、高校を卒業した後も一生続く可能性が高く、これからの自分の人生を支え、彩ることになります。

このような大事な高校生時代に、強制はふさわしくなく、その精神において自由であらねばなりません。しかし、この自由は「自分勝手」「好き勝手」とは異なります。附属高等学校の生徒としての誇りと自覚をもって、社会や学校の価値やルールを内面化する、このような「自主」「自律」が達成されて、はじめて、「自由」があるのです。

本校の生徒は、学校が、教師が、あるいは友だちが「何かをしてくれるだろう」と受身的姿勢を待っていません。生徒自身が自分にとって大切なことは何かを考え、それを行動として現し、自ら充実した高校生活を作り上げています。

本校の大きな特色は、生徒の総合力の重視です。大学に入学する際に必要とされる学力を重視するのはもちろんですが、大学において学習や研究を遂行する力、そして何よりも社会に出て活躍するときに大事となる力を重視して教育を行っています。そのために、生徒の自主・自律・自由を重んじ、学問・スポーツ・文化などの活動における協同体験を大切にしています。これらの成果として、明治21年の設立以来、実に125年にも渡り、産・官・学・民・芸などのさまざまな分野で卒業生が今なおリーダーとして活躍し、いきいきとした人生を過ごしていることは本校の大きな誇りです。

これらのことが国レベルで評価され、本校は平成26年度より文部科学省の「スーパーグローバルハイスクール(SGH)」の指定校として、次世代の日本や世界を引っ張っていくリーダーを養成する役割を担うことになりました。地球規模で考え、行動できるリーダーを養成する。そのためには、「専門性と教養」「問題解決力」「コミュニケーション能力とプレゼンテーション能力」「主体性と協調性」「異文化理解と日本人としてのアインデンティティ」を有すること、さらに、「高い語学力」「議論する力」「地球規模の視点」などの能力を高めることが重要となってきます。

これらの能力を養成する教育を行うことが国レベルで期待されている高校、それが、「スーパーグローバルハイスクール(SGH)」です。今後5年間の中で、「質の高いカリキュラムの開発・実践やその体制整備を進める」ことが指定校に求められます。そして、本校は、SGHに指定された56校とSGHアソシエイトに指定された54校、実に110校に及ぶSGH関連の高校の幹事校として、その推進役を担っています。

このような国レベルでの新しい波をうまくとらえながらも、附属高等学校のよき伝統のもと、落ち着いた雰囲気の学び舎で、みなさんが悔いのない高校生活を送ることができるよう、教職員一同、一丸となって支えていきます。

学校長 大川一郎

【本校の教育方針】

  1. 自主・自律・自由をモットーとしています。
  2. 全人的人間の育成という本校の伝統的教育精神を基盤として、知育、徳育、体育の調和をはかります。
  3. 教科教育においては、特に、体系的かつ基本的な知識・技能・態度の修得の徹底を期しています。
  4. 特別教育活動においては、計画的、実践的、協力的人間の育成と生徒の個性の伸長につとめます。
  5. 生徒指導においては、生徒の個人的な現実の問題解決を援助するとともに、将来の進路の開拓を指導します。