日中高校生交流が行われました(7月9日~12日)

日中高校生交流1 小大使活動
7月9日(木)、「日中高校生交流」に参加する本校生徒30名が、小大使活動の一環として,首相官邸,外務省,中国大使館を訪問しました。
「日中高校生交流」の日本側の高校生は,本校のほかに,東京学芸大学附属高校の15名と市立千葉高校の15名の計60名。朝9時に東京タワーに集合し,北京市・武漢市、蘇州市の中国側の生徒60名と初めて対面し,ホームスティする生徒同士でペアになりました。すでにメールなどではやりとりしていたものの,初めは緊張した表情だった生徒たちでしたが、同じ高校生同士すぐに打ち解け、おしゃべりに花を咲かせていました。
最初の訪問先は首相官邸です。加藤勝信内閣官房副長官から激励の言葉をいただいた後、日本の高校生を代表して本校2年馬場先薫くんが、自分たち若い世代が今後の日中関係をよりよいものへ変えていきたいとスピーチをしました。
昼食後は,外務省を訪問。アジア大洋州局中国・モンゴル第一課の植野課長より、日中関係全般にわたる講義を受けました。講義の後の質疑応答では、日中両国の高校生から質問の手があがり、植野課長はそのひとつひとつにていねいに答えてくださいました。約1時間に及ぶ講義と質疑応答の最後には、岸田外務大臣が会場に来られ、日中両国の高校生の交流に期待する言葉を述べられました。生徒たちは、国と国との関係を作っていく、外交という大きな仕事に興味をもったようです。
夕方からは,中国大使館を訪問しました。劉少賓公使が日中両国の交流の歴史についてお話しになった後、日中両国の高校生が、外交・歴史・文化等さまざまな分野にわたって質問をしました。短い時間ではありましたが、公使と直接対話をするという、貴重な経験となりました。
生徒たちはその後大使館にて行われた歓迎パーティーにも参加し、たくさんのご来賓の方々から励ましのお言葉をいただきました。

 

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スピーチをする馬場先薫さん

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加藤勝信内閣官房副長官のお話

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岸田外務大臣と

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植野篤志中国・モンゴル第一課課長のお話

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玄葉光一郎議員と

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程永華大使と

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日中高校生交流2 体験授業とホームスティ
小大使活動の翌日の7月10日(金)昼前に、北京市の30名の高校生が来校しました。全校生徒による昼休みの歓迎会の後、5、6時間目の授業を本校生徒と一緒に受け、放課後は、バディーの生徒との部活動、また、生徒主催の英語セッションと、下校時まで多くの生徒と親しく交流しました。英語セッション「Getting to know each other」では,日中両国の高校生50名が小グループを作り、お互いの学校生活について英語で話し合いました。本校生徒は、北京の生徒の学習時間の長さや受験競争の激しさに驚き、北京の生徒はさまざまな学校行事や部活動に興味を持ったようでした。
翌11日(土)も1~3時間目の授業に参加。本校生徒が授業内容を英語で説明したり、中国の生徒が質問するなど熱心に取り組んでいました。
10日から12日までは,本校生徒の家庭で2泊3日のホームステイ。日中両国の生徒にとって忘れられない思い出となったようです。

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本校生徒会長より歓迎の挨拶

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北京師範大学第二附属の生徒より挨拶

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授業体験(美術)

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授業体験(家庭科)

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授業体験(化学)

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授業体験(英語)