SGHプログラム G7参加・欧州委員会(EU)のメンバーが来校し生徒と対話

茨城県つくば市で開催された主要7カ国(G7)科学技術担当相会議に合わせて来日していたEUの教育・文 化・青少年スポーツ担当総局長の Martine Reicherts(マルティーヌ・ライシャーツ)さんと同局長代行(教育政策責任者)のAdam Tyson(アダム・タイソン)さんが、国際会議のスケジュールの合間を縫って5月18日(水)午前、本校を訪れました。
お二人は、駐日欧州連合(EU)代表部の三人と一緒に午前10時過ぎに到着、まず2クラスの授業見学を行いました。
2年生の「化学」の授業では、酸素の発生実験中の生徒に実験の手順について質問するなどし、3年生の「英語」の授業では、クラス全員に向けて自己紹介した後、次々と手の挙がる生徒の英語での質問に対して笑顔で答えてくれました。
さらにお二人は、本校のSGHへの取り組みやEU、日本双方の教育政策、教育課題などについて本校教員と懇談を行いました。
そして昼休みには、SGHプログラムに関わっている2,3年の男女13名の生徒と英語を使っての対話を行いました。
対話は、EU側・生徒側双方が机を挟んで向き合う形で行われ、「EUの高校生の理系と文系における勉強のしかた」、「塾通いが多い日本の生徒とEUの生 徒との違い」、「多言語を話すEUの外国語教育」、また「女性の社会での仕事のあり方」など、多方面に渡って時に冗談を交えながら率直に行われました。ル クセンブルク出身のMartineさんは女性の総局長ということもあってか、約50分の対談時間を過ぎた後も、参加した女子生徒と出発する間際まで英語で 熱心に意見交換をしていました。

無題IMG_0831IMG_0842IMG_0853EU