SGHプログラム 「中国の社会文化と生活」の講演が行われる

6月28日(土)午後、日中高校生交流参加者30名に対する講演会が行われました。講師は、外資系企業でマネージャーを勤め日米両国で活躍するHarene Senriさん。彼女は中国出身で、高校卒業後来日し、日本の大学を卒業した後、現在の仕事をしています。「中国の社会文化と生活」と題し、中国の伝統的生活習慣から国家の政策まで幅広くわかりやすく紹介してくれました。

国土が広く、地域によって民族も言語も食生活も全く違う13億の人が住む中国は、地方と都会の格差、毎年深刻になる渋滞のひどさなど多くの課題を抱えること、また、その一方で伝統的街並みの保存など奥深い文化をももっていることなど、日本とは異なる社会事情を知りました。教育事情では、毎年1000万人の受験生がいて、日本とは比べものにならないほど過酷な受験状況にあることに生徒は一様に驚きの声をあげました。経済発展の著しい古くからの隣人である中国と、日本は今後どのように関係を築いていくのか、自分たち若者にとっても大事なことであるとよくわかりました。

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