中国との相互交流(2012年度)

中国との交流は、イオン1%クラブの社会貢献事業「日中高校生交流小大使(ティーンエイジ・アンバサダー)事業」として2009年に始 まった。そのためこの交流に要する費用は、全てイオン1%クラブの支援による。
第1回は附属高校のみで行われたが、第2回か らは「日中高校生交流事業」として学芸大学附属高校が加わった。

【第4回日中相互交流・「日中高校生交流事業」】

第4回日中高校生交流は、2012年が日中国交正常化40周年にあたることから、これまでの筑波大学附属高校、学芸大学附属高校の2校に、新たにお茶の水女子大学附属高校、都立西高校の2校を加え4校、100名の規模で行われた。イオン1%クラブの援助を受け、外務省後援で下記の日程で実施された。中国からも100名の生徒が来日し、首相官邸訪問、中国大使館での歓迎行事、そして4校に分かれそれぞれの学校での交流、ホームステイが行われた。

中国から   7月11日(水)~ 7月18日(水)
筑波大学附属高校35名 お茶の水女子大学附属高校15名
学芸大学附属高校30名 都立西高校20名

日本から
第1陣 学芸大学附属高校・都立西高校    12月18日(火)~12月23日(日)
第2陣 筑波大学附属高校・お茶の水女子大学附属高校 12月19日(水)~12月24日(月)

〈北京市・天津市より35名の生徒が来校 7月12日〉
7月12日(木)午後、北京師範大第二附属高校6名、北京市第十二高校6名、北京市私立ホイジャー高校3名、天津市第二十高校20名計35名の生徒と、北京市、天津市両政府の担当者および引率教員が来校した。生徒は1、2年の各クラスに分かれて通常授業に参加、その後育鳳館(本校小講堂)で行われた1年生全員との歓迎交流会では日中双方からのパフォーマンスを披露しあった。夕方、本校側の交流参加者と一緒にバスで中国大使館に移動し、大使館で歓迎会が行われた。週末の14日(土)、15日(日)には本校の各家庭に分かれてホームステイし、日本の家庭生活を味わった。

〈本校より34名の生徒が北京市・天津市を訪問 12月19日~24日〉
12月19日(水)中国を訪れた一行は、北京空港で北京市政府から花束で出迎えられた。当日は、ジェトロ北京事務所の講演を受け、翌日は北京市政府を表敬 訪問した後、天安門、故宮を見学。夕刻には日本大使館で歓迎会が行われた。この歓迎会で日中双方の生徒が5ヶ月ぶりに再会した。21日(金)は、北京市 14名、天津市20名に分かれ、北京の14名は午前中の京劇体験の後、午後に7月に来校した中国側それぞれの学校へ、天津の20名は新幹線で天津に移動し二十高校 へ、そこで学校交流が行われた。学校交流の後はそれぞれの交流相手の家庭でホームステイを体験した。