体育理論の授業をクーベルタン家の子孫が参観!

近代オリンピックの創始者ピエール・ド・クーベルタンの生誕150年にあたり、クーベルタン家を継ぐアントワン・ド・ナヴァセル氏(クーベルタンの妹の孫)が、JOA(日本オリンピックアカデミー)の招きで来日され、12月8日(日)に特別講演を行いました。

http://olympic-academy.jp/wordpress/?cat=3

ナヴァセル氏は、JOAセッション翌日の12月9日(月)には本校に来校され、6時間目の中塚義実教諭の体育理論の授業を参観されました。

ロンドンオリンピックの聖火リレーにも参加したナヴァセル氏は、そのときのトーチを持参。そのトーチが教室内を回る中で展開されたこの日の授業テーマは、「日本スポーツの発展過程-嘉納治五郎と東京高等師範学校の功績」です。世界的にも充実している日本の学校体育のルーツは、嘉納治五郎校長時代の東京高等師範学校にあります。その附属学校にあたる本校では、戦前から勉強とスポーツに精一杯取り組む生徒の姿があったことを授業で取り上げました。ナヴァセル氏も大変感銘を受けたようでした。授業後、生徒たちはナヴァセル氏を囲んで写真を撮るなどし、親しく交流しました。

なお、中塚教諭は、12月14日(土)のNHKラジオ第一放送「土曜あさいちばん」に出演し、この授業の様子を含めて「オリンピックを教育に」というテーマで話をしました。

ナヴァセル氏1

                ナヴァセルさんが聖火リレーで使ったトーチを持参してきてくれました。

ナヴァセル氏2

                               授業後はナヴァセルさんと、トーチを囲んで記念撮影。