講演会「大学入試にどう向き合うか~大学入試改革と附属教育の伝統を踏まえて~」

4月25日(土)午前10時40分より、講堂(育鳳館)において、標記の講演会が行われました。
講師は本校79回生(1971年卒)、大学入試センターの試験・研究統括官/教授の大塚雄作先生です。
講演の前半では、「大学の学び」について、先生が勤務されていた京都大学の自由な学風をもとにお話がありました。あわせて、ご自身が体験された本校の教育(基礎の確立、自由な学びの推奨、班活動など)にもふれて頂き、「附属の教育に自信を持とう!」というありがたいお言葉を頂戴しました。
後半では、「大学入試はどう変わっていくのか」と題して、今までの大学入試を振り返りながら、今後の入試改革についてお話がありました。思考力・判断力・表現力の評価、記述式の導入、総合型の問題、年複数回実施などさまざまなことがらが浮上しているようですが、受験生が50万人を越えるセンター試験では,実施となると難しい問題があるように感じました。
今回の講演会は、保護者の方々と授業のない高校3年生を対象としており、約200名ほどが聴講しました。入試改革だけでなく,本校の教育や生徒の進路を考えるにあたっても大変有意義な講演会でした。