APYLSに2年生3人が参加

7月22日から30日の9日間,シンガポールにおいてHwa Chong Asia-Pacific Young Leaders Summit 2013(APYLS2013)が開催され,本校を代表して,2年生の逸見知世さん,鈴木啓太君,彦谷健太君が参加しました。このサミットは,本校と交流のあるHwa Chong Institution (HCI)が主催するもので,オーストラリア,中国,フランス,インド,インドネシア,マレーシア,オマーン,フィリピン,シンガポール,韓国,イギリス,アメリカ,日本の13ヵ国から79名の生徒が参加しました。HCIの学生寮で生活をしながら,日替わりで設定されたテーマに沿って、国内の識者との対話や施設の訪問をおこない,同世代の生徒の間で国際的な交流をはかることを目的としています。

 今年のテーマは“Global Inclusion,Shared Responsibility”です。このテーマを中核にして,各国に与えられたテーマを各国が発表し,討論するStudent Dialogueでは,1カ国につき30分余りの時間では足りないほど白熱した議論が行われました。日本のテーマは“Natural  Disasters  and  International  Humanitarian  Response”でした。“Natural Disasters”というテーマは日本にとっては3年目ですが,東日本大震災を経験した国ならではの発表ができたのではないかと思います。日本から参加した麻布高校,下関西高校の生徒と協力して発表準備を行った成果が,他の国の生徒にも伝わっていました。

    今年参加した2年生は,11月の修学旅行でもHCIを訪問します。このサミットで出会った仲間との再会も楽しみです。彼らにとって,このサミットに参加したことで多くの仲間ができたことは,これからの人生に大きな影響を与えてくれることでしょう。