SGHプログラム 外務省において講義と質疑応答、「日中高校生交流」

7月10日(木)の朝、本校生徒30名は、同じく「日中高校生交流」に参加する中国の生徒60名、東京学芸大学附属高校の生徒15名、市立千葉高校の生徒15名とともに外務省を訪問、アジア大洋州局中国・モンゴル第一課の植野課長より、日中関係全般にわたる講義を受けました。植野課長は、現在日中の間には政治面で歴史認識の問題など難しい課題を抱えているが、それ以上に経済、文化面で幅広く交流が行われており、両国の関係はけっして脆弱なものではない。むしろ切っても切れない一衣帯水の関係にある。関係が損なわれることは、それぞれの国にとって大変損失が大きいものがある、と具体的に説明されました。また、高校生のような若者は、将来の日中関係を築いていく中心になるので、日本と中国の若者がお互いに直に本当の姿を知ることが大事であることも強調されました。

講義の後の質疑応答では、中国の生徒ばかりでなく、本校生徒からも積極的に手があがり、中国・モンゴル第一課でなされている主な仕事はどのようなことか、日本と中国とはどのようなことで協力しあっているのか、などの質問があり、植野課長からは、一つ一つ丁寧な回答がありました。

約1時間に及ぶ講義、質疑応答の最後には、岸田外務大臣が会場に来られ、日中両国の高校生の交流に期待する言葉を述べられました。

植野篤志中国・モンゴル第一課長の講義

植野篤志中国・モンゴル第一課長の講義

岸田外務大臣と

岸田外務大臣と