1月12日(火)HRの時間に、離島経済新聞社総括編集長の鯨本あつこさんの講演会を開催しました。新型コロナ感染症対策のため、今回は学年集会ではなく、HR教室でのオンライン講演会という形です。

離島経済新聞社は、日本にある418の有人離島に焦点をあてて、その情報を発信するNPO法人です。島の人に寄り添いながら島の情報を集め、その魅力や、島の抱えている問題について広く伝えています。

鯨本さんには、離島経済新聞社のこれまでの取り組みについての話、島と重ねることで鮮明に見えてくるSDGsの話、そして日本の島々の魅力と島の直面している諸問題についての話と、盛りだくさんな内容でご講演いただきました。

生徒たちは、日本の島々の美しい風景や多様な文化を知るとともに、少子高齢化・人口流出・所得や雇用の減少・教育や医療の問題など、島の抱える諸問題について学びました。そして、その問題を解決するためのさまざまな挑戦に感銘を受けたようでした。

「離島は日本の縮図」。現在離島が直面している諸問題は、そう遠くない将来、日本全体が向き合っていく問題であるといわれています。未来の日本の問題を解決するヒントがたくさん見つかった１時間でした。

鯨本あつこさん

教室の様子

離島経済新聞社の季刊紙 「ritokei」を読む生徒

修学旅行委員会の生徒たち