Hwa Chong校より30名の生徒が来校(2010年度)

2011年1月、Hwa Chong高の地理学選考の生徒30名(女子20名、男子10名)が来校した。1月5日~12日まで東京、神奈川、長野と周り、日本の地理に関する実地学習を行った。
団長のホワイト先生はイギリス出身で、この地理学習で生徒を引率して来校するのは2回目。しかし、今回のこの時期、日本は正月休みに当たる。シンガ ポールの1月は2日から通常どおり学校が始まる。シンガポールの正月は日本と違い旧暦で祝うため、1月中旬以降に正月休みがある。
日本の正月の習慣を知らなかったホワイト先生は当初附属高校で通常授業を通じた交流の外に、早稲田など大学訪問も考えていた。早稲田大学も、 正月休み。しかもセンター試験前の時期とあって訪問はとても無理。学校交流は附属高校だけに限られた。
一行は前日箱根に宿泊した後、7日に附属に来校。もちろん附属は正月休み期間中だが、特別に田代教諭(地理)による富士山に関する講義とサッ カー部との交流が組まれた。
一行の中に富士山を知らない生徒はいない。前日箱根で間近に見た富士山について、地理教室での映像を使った講義に生徒たちは興味津々といった 面持ちで耳を傾けていた。
サッカー部との交流は、校庭でのドッヂボール。シンガポールではドッヂボールは一般的でないが、サッカー部員の案内で数組に分かれてゲーム形 式で行った。生憎この日は風が強く寒い日だったが、この寒さもシンガポールの生徒には印象的だったかも知れない。ドッヂボールの後は、調理室 で女子部員が中心となってつくったお汁粉を皆で食べながら英語での会話で盛り上がった。

Hwa Chong 校との交流 Hwa Chong 校との交流