Hwa Chong 校との相互短期留学(2011年度)

【Hwa Chong校から本校への短期留学】

2011年11月27日~12月7日
今回は4名の女子生徒を迎えた。例年10名近い留学生が来るところだが、今年は少ない数。日本の大災害や原発事故の影響だろうかと疑ったが、聞いてみると、大震災や原発問題は全然心配していなかった、少ないのは、他の学校行事との兼ね合いが原因、とのことであった。
宿泊先は、本校の生徒の家庭。学校での交流の他、日本の家族との交流がHwa Chong 校の生徒にとって日本の文化と生活スタ イルを知る貴重な体験となる。附属の生徒がHwa Chong 校に行ってもこれは同様のスタイル。Hwa Chong 校には約1000名規模の寄宿舎が あり、初回はこの寄宿舎を利用した短期留学。一方、附属側の受け入れはホームステイで行うしかなかった。だが、むしろこうしたホームステイ交 流の方こそHwa Chong 校側の望むところで、2回目以降、現在の相互ホームステイ形式になっている。
学校や家庭での交流が実り多いのは当然のこと。初回から行われている日本での生活の特色は、附属の卒業生の案内による都内研修。ホストス テューデントが休日の全てを含めて留学生を世話をするのは、部活や宿題などで困難な面もある。そのため卒業生たちが1日都内の見所を案内する 企画だ。
今年は、地下鉄やバスを使って浅草から六本木ヒルズへと回り、昼はみんなで「もんじゃ焼き」の食事。「もんじゃ焼き」はHwa Chong 校の生徒には初めての食べ物。最初は珍しがったが、そこは日本の文化に関心のある生徒ばかり。すぐに気に入って下町の食べ物を堪能したようだ。
ホームステイ家庭からは「シンガポールという国に興味と親しみを持つようになりました。日本との違いに驚くことや感心することがあり、色々考 えさせられました。」と受け入れてよかったとの感想をいただいた。

【本校からHwa Chong校への短期留学】

2012年3月23日~4月4日
6名の生徒が12日間のHwa Chong校への短期留学に参加した。本校からの4名に加え、附属中学から2名が参加。期間中Hwa Chong校の生徒宅にホームステイしながら 通常授業に参加した。英語での授業についていくのはなかなか大変だが、Hwa Chong校の生徒の親切なサポートや、丁寧な解説で次第に慣れるようになった。日本とは違う授業スタイルやたくさんの施設を使った様々な活動は新鮮で感動的であった。なによりも、Hwa Chong校の生徒の積極的で熱心な勉学姿勢に学ぶところが大きかった。休日は、ホストファミリーの生徒やその友だちと連れだって、セントーサ島のアミューズメントパークを訪れたり、シンガポール随一の繁華街オーチャードロードでのショッピングを楽しんだ。