授業

英語

近年、英語教育においてコミュニケーション能力の育成が叫ばれていますが、本校ではすでに80年以上も前から「聞くこと」「話すこと」を中心とした授業を行い、コミュニケーション能力の育成に重点を置いた指導を行ってきました。現在も、「聞くこと」、「話すこと」から始めて、「読むこと」、「書くこと」へと、バランスの取れた英語力育成を心がけています。

教科として中学校3年間で育てたい生徒像は次の通りです。

  1. 「生きた」ことばでコミュニケーションができる生徒
  2. 困難に対して臨機応変に、粘り強く取り組める生徒

これらの目標を達成するために、授業は英語を使って行うことを原則としており、生徒も積極的に英語を使って活動しています。したがって、入学して3年後には、将来にわたって英語を使っていけるだけの積極的な態度と基礎的な力を身につけて上級学校へ進学しています。このことは、本校の卒業生の中で国際的に活躍している人の多くが、「中学校で受けた英語の授業が現在の力の基礎となっている」と語っていることからもわかります。
 本校の英語科授業の特徴は、まず第一に、徹底した練習によって基礎・基本をマスターする学習活動と、学んだことを多種多様な場面で実際に使ってみて運用力を身につける言語活動がバランスよく取り入れられていることです。そして第二に、私たち英語科教員が3年後の生徒の姿やそこへ至るための方策を十分に話し合って共有し、それを授業やその他の学習指導場面で共通実践しているということです。こうした本校英語科の取り組みは日本全国の英語教師にも認知されており、毎年300名近い教育関係者が授業を見学に来ます。しかもそのほとんどの人が、目を輝かせて積極的に活動し、互いに切磋琢磨し合って学習している生徒の姿に感動したと言います。安心して入学してください。

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