授業
本校の総合学習には半世紀の歴史があり、教科学習の発展的内容や日常の教科学習では扱いにくいことがらについて、生徒の主体的な課題追究活動を中心とした学習を行っています。自ら課題を発見し、それを追究・解決し、そのプロセスで身につけた力を各教科の学習や日常生活の中で生かすことができるようにすることを目標にしています。1年生では、情報の収集の方法、収集の仕方、収集した情報の判断、情報の処理と加工、情報の整理、情報の発信方法を理解し、自らテーマを決めて探究活動を行う情報リテラシー学習を行っています。2・3年生では9教科を柱として設定したコースの中から1つを選択し、
(1)自主的・主体的に学習する。
(2)課題を設定して追究し、まとめ、発表する。
(3)多面的なものの見方や総合的な考え方をする。
(4)日常生活の中で実践的に活かす。
の4つの能力を育成することを目標とした学習を行っています。
3年生の総合学習に引き続き、2月前後に行われています。教科学習の補充・発展的内容を学習するもので、卒業生による特別授業も行われます。
先生が何か教えてくれるだろう、というような受け身の姿勢では学習は成立しません。自分が何を研究していきたいのか、生徒一人一人が「総合学習ノート」によって学習の見通しを以て、自主的に学習をすすめ、自己評価していきます。
また本校では、総合学習のねらいと共通性を持つ学校行事である校外学習や修学旅行を実施しており、事前・事後の学習活動は、まさに「総合学習」といえるものです。